一度、読んだだけでは、たぶん読み尽くせない内容が ありそうで
また、次に借りてきたい。
「
芭蕉の言葉」 ・・・「おくのほそ道」を たどる
淡交社
文: 佐佐木 幸綱
写真 : 稲越 功一
佐佐木幸綱 氏は
歌人から見た、感じたことを 分かりやすく説明してくださってあると思う。
稲越 功一 氏の写真で、月刊「なごみ」誌に連載された
(この佐佐木氏も
「魚の目に泪」の部分に
芭蕉さんのユーモアを感じた、と書かれている。
……この方の他の著書も読んでみたくなった
現代語訳 : 山本 健吉
図版監修 : 渡辺 信夫
こちらは、江戸時代からの絵、古地図、版画など
絵をみながら
芭蕉の原文や説明、現代語訳などを読むと、より解りやすい。
特に、昔の日本の地図といえば
鳥瞰図?
今の時代の地図よりも 何というか・・・
より、実感が湧いて、その場の様子が分かる気がする。
また、「おくのほそみち」の原文にリストアップされなかった
芭蕉の句も載せられてあって
思考を重ねた経緯もわかり、より面白くなっていく。
どちらの本も、手元に置いて何度もじっくり、読み返したくなる本だと思った。