古森(ふるもり)の図書室

森の奥に居場所を探して...

トールキンの世界

エルフには幽霊は怖くない

トールキンの指輪物語の『王の帰還』の中でアラゴルンとレゴラスとギムリの3人が死者の道を行くシーンがある。死者の道から地下へ入る入り口で恐れに留まるのはドワーフのギムリ何千年もの時を生きるエルフであるレゴラスは、人間の死者など怖くない、した…

王の癒しの葉

療病院・・という場所が出てくる。 深い傷を負った者たちが、そこで癒され快方にむかうのを待つ。 ゴンドールの王となったアラゴルンが その療病院を訪れる。 その昔からこの地方に伝わる、「王の葉」と呼ばれるアセラス草を使って 彼らを癒していく様子が書…

庭師サムワイズ

ガンダルフが闇に落ちたあと、 ボロミアの死、そして 9人の旅の仲間たちは3つに別れてしまった。 ピピンとメリーは、オークに捕まったところをファンゴルンの森で助けられ 木のヒゲの肩に乗って、一緒に エントたちの集会へと向かう。 アラゴルンとレゴラス…

白い力

灰色のガンダルフが、一度 闇に落ちて 長い長い時を経て 戻ってくる。 戻ってきた時には 「白のガンダルフ」に なっている。 白いパワー とは? ・・・・ 指輪物語の本を読んでいると とても内容が難しくて;; この暑い日には、中々 頭に入ってこない時があ…

ドゥネダイン

この間、地元の大型書店の古書の売り場で 指輪物語の文庫本の10巻目、 「追補編」を、見つけた。 やっと!・・・手元に全巻が揃った。 一応、「王の帰還」で物語は完結したとはいえ、 この「追補編」までを読んでみて、やっと内容の意味が解る。・・・の、で…

エントとエント女の話

ファンゴルンと名付けたのはエルフらしい。 木の髭 と呼ばれる、巨人・・・というか・・森の牧人。守り手。 ファンゴルンの他にも、森を守る者たちを総じて エント。という。 そのエントたち、何故 減ってきてしまったの? というホビットの問いに 木の髭は …

旅先の救い

旅は好きな方だ。 なので、途中の楽しみと言えば、やっぱり美味しいもの、快適な宿、くつろげる空間など・・・ しかし その旅先の楽しみも、単なる観光の旅行ではなくて、 「何かを 成し遂げる」ために出発した旅ならば、 なおのこと、ホッと安心してくつろ…