古森(ふるもり)の図書室

森の奥に居場所を探して...

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

エントとエント女の話

ファンゴルンと名付けたのはエルフらしい。 木の髭 と呼ばれる、巨人・・・というか・・森の牧人。守り手。 ファンゴルンの他にも、森を守る者たちを総じて エント。という。 そのエントたち、何故 減ってきてしまったの? というホビットの問いに 木の髭は …

ものを書く壁

あまり気を張り過ぎて書こうと思っていても、やっぱり長続きしない。 自分の力量を・・・素直に自覚すべきだ。 そんな風に思わせる本に・・出会った。出会って・・しまった。 と思ったのが まず第一の、正直な気持ちだ。 あまり力作・・というか、名作・巧み…

太古の神々

今度の家に決めた時、気に入ったことの一つ。 バスの通る古い道。 そこを初めて車窓から眺めた時のことだった。 片側1車線ずつしかない、狭い道路なのだけどバスも頻繁に通る。 活気がある。 如何にも近所の常連さんが集まりそうな、一杯飲み屋、 食べ物屋、…

月夜の船出

夜中、ふと目が覚めて なぜ? こんな時間に・・と思いながら ああ・・そうだ。こういう時は・・・たぶん・・・ と、窓の外の暗がりを見ると やっぱり。 満月が ・・・こちらを見ていた。 お月様に 見守られているように感じながら 半分、意識は眠っている状…

繊維に関すること

何故かしら、繊維ものに縁のある仕事によくついていた。 そのせいか、布地や糸、染料に関する事柄に出会うと 自然と興味が湧いてくる。 からくりからくさ(梨木香歩さん)の中で読んだと思うのだが、 黒い色を出す染料は 自然の物から完全な黒を染め上げるの…

時の子守唄

時々、ある曲のメロディーが頭の中を巡り巡って離れない時が ある。 今の場合・・・何故か解らぬまま頭に浮かぶメロディーは その当時、子どもたちが夢中になってハマっていたゲームの中の音楽だった。 ゲームをしない私も、その横で音楽だけは耳に入ってい…

心身の回復力

この頃、医者にかかる必要のある程の病気を・・・ そう言えば、しなくなった気がする。(風邪と花粉症は自然治癒力を信じることとして・・) いつからか? それは・・自分が思うに、 1つには 自己治癒力の話を本で読んだ時から・・・かな? ・・・・・ 人間…

旅先の救い

旅は好きな方だ。 なので、途中の楽しみと言えば、やっぱり美味しいもの、快適な宿、くつろげる空間など・・・ しかし その旅先の楽しみも、単なる観光の旅行ではなくて、 「何かを 成し遂げる」ために出発した旅ならば、 なおのこと、ホッと安心してくつろ…

きっかけ

この「図書室」を実現させようと思いながら「おもう」だけで進まなかった私を 「よし!私も書くゾー!」 という気にさせたのは・・・ ・・・ある日、ほんの息抜きの気持ちで借りてきて読んだコミックスだった。 作者の名前は 紫堂 恭子さん。 そのデビュー作…

名前の由来

古森(ふるもり)と思いついたのは、あの「指輪物語」に出てくる森の名前からだった。 けど、それに限らなくてもいいと思う。 指輪物語の著者、トールキンはイギリスの文化圏の人だけど、私は日本で生まれ育った。 ので、ごく自然に思い出すのは・・・そう、…