古森(ふるもり)の図書室

森の奥に居場所を探して...

心身の回復力

この頃、医者にかかる必要のある程の病気を・・・
そう言えば、しなくなった気がする。(風邪と花粉症は自然治癒力を信じることとして・・)

いつからか?
それは・・自分が思うに、
1つには
自己治癒力の話を本で読んだ時から・・・かな?



・・・・・

人間の持つDNAの中の約97%が 「ジャンクDNA」と言って、まだ未知数のままなのであるが
実はその活性化されていない部分に、もともと自らの体を回復させる自然治癒能力が潜んでいる。
・・という様な内容だった。

これは、凄い自信になる。
だって、そこを開きさえすれば、
何らかのチャンスか方法かで、「開ける」ことを発見しさえすれば、

自分で自分を治癒することが・・不可能ではない。ということではないか。

そんな事は、すぐに信じやすいタイプの人間なので(笑);;;
それからかな・・・
何か、ちょっと体に不調や異変を感じても、
すぐに病院や医者を頼らなきゃ!・・という「不安感」が無くなっていったのは。

まず、自分に出来ることで、現状を見直してみる。
その時、インドのアーユルヴェーダの発想から教えられる部分、とても多い。

そもそも、病気になるのは(なる寸前でも)
身体の どこかに「無理が いっている状態」が、あるはずで
今、どこに無理が?

と自問自答してみる。
まず、睡眠不足(働きすぎ)とか暴飲暴食とか偏食、
同じ姿勢を続け過ぎている、
自分の周囲から受けるストレス等々、
実際、自分では「わかっている」場合が多いことに気づいてしまうのだが・・・

そして、まず最初の反応として
「でもそこを治すなんて、無理だよぉ。。。今は。」
と思うだろう。

でも! そこを諦めずに、
まず、ほんのひとつのことでもいいから、
出来る範囲から、改良できるところは無いか?
自分で見直してみると
本当に、ごくごく初歩的な生活の ひとつひとつから、治せることが見つかったりするものだ。
(なかなか、その「思い切りを良くする」こと自体が、そもそも難しいのだが・・)

・・・・

同じようなことを繰り返してしまうが
自分の身体を信じる。
眠っている自然治癒能力を引き出そうと「思う。」強く「願う」

今、そうして私は・・・
医者にかかるお金と時間を節約している毎日なのだったりする。


: 97%の「ジャンクDNA」の話は・・・(確か)・・「太陽の暗号」エハン・デラヴィ著 より。
:インドのアーユルヴェーダに関しては、色々と日本でも本が出ている。


もうひとつ、「心の疲れ」の方は・・・
あっ! なるほど、これ!! ・・・と思った話(物語の中のことだけど)に

指輪物語はファンタジーの部類に属するが、
その中でも夢の中の存在的要素の多い、「エルフ」
疲れることも無く眠る必要も無く、寒さも平気、という存在として出てくるのだが、
その理由に書いてあるのが・・・

《 かれは、目を開いて この世の光の中を歩いている時ですら、
エルフの夢の不思議な小道に心を憩わせて眠ることが出来たのです。
はたしてそれが、人間の言う眠りであるのかどうかは わかりませんが。》

・・・この意味を理解しようとする・・というよりも
「心で感じる」ああ・・なんとなくわかるような・・・
そんな感覚を覚えたら・・・

いつどこでも、リラックスできる環境を自分で作り出すことが・・できる・・かな。。。


そして・・・もうどうしようもなく、現代の社会にストレスを感じて疲れ果ててしまった時に
「ホッと心が救われる」思いがした本が・・

加島 祥造 訳の「タオ」(Tao)老子

この本に出会えて、この加島氏の翻訳を読んで初めて、老子の思想に触れることができた私であるが

(それぐらい、この翻訳で表現された文章は、馴染みやすく心に残った。)


身体と心との疲れを取るために、今の私の大事な本たちである。