古森(ふるもり)の図書室

森の奥に居場所を探して...

静けさの中に

ふと、夜中に目が覚めて
雨音が聴こえる。
と、いうことは・・・今、空を見上げても星は見えないな。。。
なんとなく星空を眺めていたかったが
そんな時こそ

また目を閉じてみれば
その奥の方に
前に見た星たちの姿を想い描くことができる。

雲に隠れて姿を見ることが出来ないと残念がっていた頃が あったけど
そうじゃなくて
その雲の上には、いつだって、ちゃんと星々は存在しているのだと
気がついてから

目を閉じて
静けさの中に心を休める方法を身につけたように思う。

宇宙の中に心を遊ばせることは好きだ。
そして
雨音を聴きながら閉じた目の奥で
星々の存在を想い浮かべてみる。

空と水と・・・

。。。。。

水の行先は・・・海
草木の行先は・・・大地
いずれも静かなところだ。

すべてのものは大いなる流れに従って
定めのところに帰る。
(おお、そして・・・甦るのを待つ。)

いずれは あの静けさに帰り
甦るのを待つのだと知ったら
心だって広くなるじゃないか。………………タオ(老子)第16章    静けさに帰る。………より抜粋

。。。。。

そんな風に
ほんの少しずつでも 進化してゆけたらいい。