古森(ふるもり)の図書室

森の奥に居場所を探して...

#その他文学

先祖を辿る旅

ひょんなことから、このお盆の時期に ご先祖さまの戸籍をさかのぼることになった。 この家の苗字は、主人の父親の里の苗字とも、母親の里の苗字とも違うので 不思議に思って説明を聞いたところによると 子供の無かったところへ養子・養女として縁組した夫婦…

白い力

灰色のガンダルフが、一度 闇に落ちて 長い長い時を経て 戻ってくる。 戻ってきた時には 「白のガンダルフ」に なっている。 白いパワー とは? ・・・・ 指輪物語の本を読んでいると とても内容が難しくて;; この暑い日には、中々 頭に入ってこない時があ…

ドゥネダイン

この間、地元の大型書店の古書の売り場で 指輪物語の文庫本の10巻目、 「追補編」を、見つけた。 やっと!・・・手元に全巻が揃った。 一応、「王の帰還」で物語は完結したとはいえ、 この「追補編」までを読んでみて、やっと内容の意味が解る。・・・の、で…

森の音の中に

暑い夏が続いている。 今年は梅雨入りも梅雨明けも早かった夏、もう何日も夏の暑さを堪能しつくした! ・・と思ってしまう私は、実は夏が苦手だった。今までは・・ ん? では、今は違うのか? というと そう、今度の家に引っ越してから、家の周りの自然に恵…

森の守り人

長野県の黒姫というところで、日本の森を守り育てている C.W.ニコルさんの本を読みました。 「アファンの森の物語」 C.W.ニコル著 2013. 2.20 発行 日本の中の森を、何故 「アファン」という名前をつけたのか、 そのことが第2章に書かれてあります。 ニコル…

コンドルは飛んでゆく

この方の、歌詞の訳が気に入った。 直訳では無く、意訳。それでもいいと思う。 歌の気持ち・・というか、歌の心が伝わってくるように私には思えた。 こんな風に訳せるように、私も なりたいと思った。 http://m.youtube.com/watch?v=iuZ9ZCO4kfk&feature=rel…

Green fields

グリーンフィールズ この曲を聴いてみると、トールキンの指輪物語の中の エントがエント女を探し求める話を思い出してしまった。 本当に・・・今の世界の異常気象を思うと どうしたら以前の緑豊かな草原や森を取り戻せるかと しみじみ想ってしまう。 威勢の…

Gone The Rainbow

日本では、『虹と共に消えた恋』という曲名で知られている、この歌 歌い出しの言葉が、どうしても聴き取れなかったのだけど やっと、歌詞(と、この歌の成り立ち)を探しあてた。 Shule, shule, shule-a-roo, Shule-a-rak-shak, shule-a-ba-ba-coo. When I s…

Those were the days

この歌詞の部分を思い出してしまう時がある。 そして、そういう時は大抵、若かった頃のちょっと心に痛い思い出が蘇ってくる時なのだ。 Those were the days my friend We thought they'd never end We'd sing and dance forever and a day We'd live the lif…

竜とオーロラと雷と

今日は1日、本降りの雨に なりそうだ。 夜中、ふと目覚めた時に 外の風の音を聞きながら、ふと思い出したことがある。 子供の頃、ディズニーのアニメを観に連れていってもらった記憶の中で まだ小さかった時に観た、「眠れる森の美女」 その中の 森の奥深く…

服地と仕立て

繊維ものに関心を持つと、映画やドラマだけでなく小説や漫画を読んでいる時にも 登場人物が着ているものまでも 「この生地は、どんな風合いだろう?」とか 「この服を着た時に、実際に動きやすいだろうか。」 などど、 その言葉から、または白黒の絵という二…

むらさきの海と丘の上の教会

梅雨らしくない、晴れ間の多い暑い日が続いている。 こう暑くなると海が恋しくなる。 海が見たい。見えるところに行きたい。 ・・と、言っても ここから行ける、近くの海は・・コンクリートだらけの無機質な海岸線しか見られない。。。 (しかも最近は・・・…

静けさの中に

ふと、夜中に目が覚めて 雨音が聴こえる。 と、いうことは・・・今、空を見上げても星は見えないな。。。 なんとなく星空を眺めていたかったが そんな時こそ また目を閉じてみれば その奥の方に 前に見た星たちの姿を想い描くことができる。 雲に隠れて姿を…

「知らなかった」という事を知る。

そうだ。 それまでの自分は、その事を知らなかった。という事に気がついた。 と、いうことは 「知らなかった」ということを「知った」という意味での これもまた、ひとつの進歩なのだ。と どこかで読んだのだった。 ・・・・ いいじゃないか。 それが どんな…

エントとエント女の話

ファンゴルンと名付けたのはエルフらしい。 木の髭 と呼ばれる、巨人・・・というか・・森の牧人。守り手。 ファンゴルンの他にも、森を守る者たちを総じて エント。という。 そのエントたち、何故 減ってきてしまったの? というホビットの問いに 木の髭は …

ものを書く壁

あまり気を張り過ぎて書こうと思っていても、やっぱり長続きしない。 自分の力量を・・・素直に自覚すべきだ。 そんな風に思わせる本に・・出会った。出会って・・しまった。 と思ったのが まず第一の、正直な気持ちだ。 あまり力作・・というか、名作・巧み…

太古の神々

今度の家に決めた時、気に入ったことの一つ。 バスの通る古い道。 そこを初めて車窓から眺めた時のことだった。 片側1車線ずつしかない、狭い道路なのだけどバスも頻繁に通る。 活気がある。 如何にも近所の常連さんが集まりそうな、一杯飲み屋、 食べ物屋、…

月夜の船出

夜中、ふと目が覚めて なぜ? こんな時間に・・と思いながら ああ・・そうだ。こういう時は・・・たぶん・・・ と、窓の外の暗がりを見ると やっぱり。 満月が ・・・こちらを見ていた。 お月様に 見守られているように感じながら 半分、意識は眠っている状…

繊維に関すること

何故かしら、繊維ものに縁のある仕事によくついていた。 そのせいか、布地や糸、染料に関する事柄に出会うと 自然と興味が湧いてくる。 からくりからくさ(梨木香歩さん)の中で読んだと思うのだが、 黒い色を出す染料は 自然の物から完全な黒を染め上げるの…

時の子守唄

時々、ある曲のメロディーが頭の中を巡り巡って離れない時が ある。 今の場合・・・何故か解らぬまま頭に浮かぶメロディーは その当時、子どもたちが夢中になってハマっていたゲームの中の音楽だった。 ゲームをしない私も、その横で音楽だけは耳に入ってい…

心身の回復力

この頃、医者にかかる必要のある程の病気を・・・ そう言えば、しなくなった気がする。(風邪と花粉症は自然治癒力を信じることとして・・) いつからか? それは・・自分が思うに、 1つには 自己治癒力の話を本で読んだ時から・・・かな? ・・・・・ 人間…

旅先の救い

旅は好きな方だ。 なので、途中の楽しみと言えば、やっぱり美味しいもの、快適な宿、くつろげる空間など・・・ しかし その旅先の楽しみも、単なる観光の旅行ではなくて、 「何かを 成し遂げる」ために出発した旅ならば、 なおのこと、ホッと安心してくつろ…

きっかけ

この「図書室」を実現させようと思いながら「おもう」だけで進まなかった私を 「よし!私も書くゾー!」 という気にさせたのは・・・ ・・・ある日、ほんの息抜きの気持ちで借りてきて読んだコミックスだった。 作者の名前は 紫堂 恭子さん。 そのデビュー作…

名前の由来

古森(ふるもり)と思いついたのは、あの「指輪物語」に出てくる森の名前からだった。 けど、それに限らなくてもいいと思う。 指輪物語の著者、トールキンはイギリスの文化圏の人だけど、私は日本で生まれ育った。 ので、ごく自然に思い出すのは・・・そう、…